Xilinx Vitisをインストールしました

先日、Zynq内にはFPGA部分にもARMのプロセッサが乗っていることを思い出しました笑

データシートを読んでみると、ZynqはARMだけではなく、Synopsys, Cadence, Arasanと著名なIPベンダのIPで構成されていることがわかりました。 こんなおもしろチップなのに、まったく動かしていないことに気がついたので、色々動かしてみようと思いました。

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出典元: Zynq-7000 All Programmable SoC Technical Reference Manual UG585 (v1.11) September 27, 2016

まずはARMを動かすためにはXilinx SDKをインストールしようとしたのですが、 2019/10にVitisで一つにまとめられていることがわかりました。 というわけで、それならばとVitisをインストールしてみることにしました。

ダウンロード元: Vitis Core Development Kit - 2019.2
https://www.xilinx.com/support/download/index.html/content/xilinx/en/downloadNav/vitis.html

  • Unitfied 2019.2 Instllerを起動し、ログイン
    • Vitsを選択
    • ディレクトリをXilinxSDKに設定
      (既存インストール済みのVivadoのディレクトリと異なるディレクトリにするようにメッセージあったため)
    • インストールに90GBの容量が必要で、ツール自体には40GB必要なようでした
    • Vits入れるとなんとVivadoも入ってました。すなわちVitsをとりあえずインストールしておけばよかったみたいです。。
    • Downloadに3時間30分近くかかりました。。Install、Final Processingは30分程度くらいと合わせて4時間くらいです

↑を実施するとVivado Licence Managerが起動するので、Get Free ISE Web Packを選択しました。 次に、XIlinxのサイト内でとりあえず無期限でフリーの以下ライセンスを選択し、 Host IDにEthernetアドレスを選択しました。 次に進めると、ライセンスファイルが添付されたメールが送られてきました。

Licence Managerの「Load License」を選択し、↑のファイルを選択します。 「View License Status」をクリックし、諸々のLisenceがあることを確認しました。

  • ISE Embeded Edition License
  • Vivado Design Suite
  • ISE WebPACK
  • Xilinx MicroBlase

あとがき

以上でVitisのインストールまで完了しました! 次はZynqにプログラムを組み込んで行く予定です。

GitHub - Xilinx/Vitis-Tutorials